白内障手術
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白内障とは、目の中の水晶体が混濁する病気です。水晶体はカメラではレンズにあたる部分で、混濁したレンズで撮った写真の写りが悪いように水晶体が混濁すると視力が低下します。
原因として最も多いのが加齢によるもので、一般に老人性白内障と呼ばれています。 その他の原因として、外傷によるもの、先天的なもの、薬剤による副作用、糖尿病などの全身疾患など多岐にわたります。
症状
- かすんで見える、明るい所に出るとまぶしく見にくい
- どんなに調整してもメガネがあわない
- ぼやけて二重、三重にみえる
※ 混濁の程度により症状には個人差があります
治療
手術の流れ
ほとんどの方が点眼麻酔のみで15分~20分程度で手術を終え、痛みはほとんどありません。水晶体の混濁が強い等の場合、手術時間が長くなることもあります。 眼内レンズは、一度入れたものを交換する必要はありません。
手術後の通院について
手術後は翌日ご来院いただき、症状によってその後の来院日程が分かれます。
IOLマスター700・CALLISTO eye システム
白内障手術において手術後の結果を良くするためには、患者さまに合った眼内レンズの度数を決めることが重要です。 IOLマスター700は光学技術で目の長さ・カーブ・水晶体の厚さ等を測定する装置で、測定値が得られます。
また、眼内レンズの度数決定に必要な計算式を搭載し、より精度の高い手術結果が期待できます。顕微鏡と連動して乱視矯正レンズの効果を最大限引き出します。 CALLISTO eyeはデジタル技術で患者さまの目を認識し、手術顕微鏡に乱視の角度を表示します。手術の正確性がアップし、同時に患者さまの負担を軽減でき、大学病院でも使われている手術システムです。
多焦点眼内レンズを用いた先進医療手術について
当院では、白内障手術を厚生労働省の承認を受けた「先進医療」として実施できる医療施設として認定されています。
多焦点眼内レンズは遠近両用レンズです。現在、白内障手術で一般的に使用される眼内レンズの「単焦点レンズ」とは異なり、 遠近どちらとも焦点を合わせることができます。
多焦点眼内レンズ手術をご希望の方は、当院までお問い合せください。